北鎌倉湧水ネットワークの友好団体の行事や耳寄り情報を掲載します。

詳報!「団塊世代よ、帰りなん、いざ故郷へ!」出版記念会
  
―来年の命日に「レヴィン」追悼コンサート開催へ―


 

盧 佳世さんによるコンサート


 「団塊世代よ、帰りなん、いざ故郷へ!―セカンドライフの一つの選択肢―」の出版記念会(野口稔・盧 佳世のトーク&コンサート「本当の自分の居場所は一体どこに?」)が5月21日(土)、横浜の「驛の食卓」で開催された。写真家の島村国治さんが、この出版記念会の様子を克明に撮影してくれた。島村さんの写真を使い、出版記念会を振り返ってみたい。

▽栗田オーナーの厚意で開催
この日の出版記念会は栗田守敏・日本地ビール事業研究所及び横浜ビールオーナーの厚意で開催された。栗田オーナーとは、数年前に「驛の食卓」で、別の方の出版記念会が開かれた際、初めてお会いした。このとき、荒廃に向かっているそれぞれの故郷(栗田さんは茨城県、私は千葉県)の再生のために、具体的な行動をすることで意見が一致した。
この第一歩として企業とNPOの異例のジョイントベンチャー方式で、まちづくりや自然環境保全に取り組んでいるNPOの支援を目的にした北鎌倉の湧水を仕込んだ地ビール「北鎌倉の恵み」を世に送り出した。「北鎌倉の恵み」関連プロジェクトの合計寄付額は、約100万円に達している。

▽参加者は70人
 テーマがテーマなので、今回の出版記念会には、出版を祝う会事務局の世話人を引き受けてくれた栗田オーナーにお願いし、地域での活動仲間だけでなく、これまでの人生の中のそれぞれの局面でお世話になった方々に案内をお送りした。
その結果、乾杯の音頭をとっていただいた平尾光司・専修大学経済学部教授、挨拶をいただいた平野恵子・サラリーマンスタイル・ドット・コム代表、中学時代の恩師の青野和男先生、片桐務・特定非営利活動法人「自然塾丹沢ドン会」専務理事、夢工房代表、・ジャーナリストの北沢栄さん、竹内謙・日本インターネット新聞社長、一本締めをお願いした川上靖治・北鎌倉まちづくり協議会・雪堂フェア実行委員をはじめとした約70人もの多くの方々にお集まりいただいた。ありがたいことである。

▽盧さん、「かたち」「悲しみの雨の中で」を歌う
盧 佳世さんはコンサートの中で、詩集「レヴィンの系譜」(2年前、26歳の若さで亡くなった私の同郷の高木昌宣さんの遺稿をまとめた)の中に収録されている「かたち」と「悲しみの雨の中で」の詩に自ら曲をつけ、昌宣さんの母親・高木初江さんの目の前で歌った。
縁があって、「レヴィンの系譜」の出版のお手伝いをした。この出版のお手伝いが、私が故郷のために今まで培ってきたノウハウを提供しようという、自らの主張の事実上の実践の第一歩だ。初江さんが盧さんの歌をじっと聞き入り、受け入れてくれたのが、とても嬉しい。 関係者の間で、来年の昌宣さんの命日に当たる5月2日、故郷で「レヴィン」追悼コンサートを開催する方向で、話がまとまりつつある。
「レヴィンの系譜」が、故郷の文化遺産のような存在に育ち、たくさんの人に勇気や希望を与え、いつまでも私たちの心の中に生き続けることを念じてやまない。作品がそれだけの「質」を備えていると私は、確信している。「念ずれば花開く」。ことわざにある。あの偉大な宮沢賢治も生前はまったく評価されなかった。

▽ブログにアクセスを!
 島村さんが、私と出席された方々との一緒の写真をたくさん撮影してくれた。撮影時に席を離れてしまった方以外は、全員が写っているはずである。北鎌倉湧水ネットワークのブログには目いっぱい掲載してある。このHPのトップページからアクセスできる。
「盛会でしたね。地ビールとみなさんの熱気につつまれた一日でした」「心温まるパーティーでした。初対面の方とも10年の知己の如く、お話ができました」というコメントや、写真から判断する限り、異業種交流の場にもなり、皆さんに楽しんでいただけたようである。
止むを得ない用事があって欠席された方々からも花やメッセージ、お祝いをいただいた。皆様、本当にありがとうございました。

司会役の栗田守敏オーナー 挨拶する平尾光司教授 平野恵子代表
青野和男先生 片桐務代表 北沢栄さん
竹内謙社長 川上靖治さん 挨拶を聞く野口
 
盧 佳世さんはコンサート  

 

 

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