六国見山の湧水を仕込み地ビール「北鎌倉の恵み」復活
 

2013年9月、2年間、“休眠状態”にあった北鎌倉・六国見山の湧水を仕込んだ地ビール「北鎌倉の恵み」が、日本最老舗地ビール会社のサンクトガーレン有限会社(本社・厚木市、岩本伸久社長)と、市民団体・北鎌倉湧水ネットワーク(野口稔代表)のコラボレーションによって復活しました。

 「北鎌倉の恵み」は、復活を望む多くの人たちの支援を受けて北鎌倉湧水ネットワークが企画し、六国見山麓の湧水提供先(若林伝吉邸の自噴井戸)をサンクトガーレンに紹介しました。
これを受けて、サンクトガーレンが製造と販売を担当しています。
北鎌倉湧水ネットワークは、今後ボランティアで販売に協力していきます。

 価格は1本432円(税込み、330ミリリットル)。ラベルは北鎌倉がかつて、建長寺と円覚寺の門前町と栄え、今もその名残が色濃く残っていることから「禅の街・北鎌倉」をイメージしています。

株式会社・横浜ビール様(本社・横浜市)が製造・販売した初代の「北鎌倉の恵み」同様、売上の3%をNPO支援かまくらファンド、鎌倉風致保存会、かながわトラストみどり財団の3団体に寄付させていただいております

 



湧水提供は若林伝吉邸の自噴井戸

 


日経新聞神奈川版


湧水の取水の様子


「北鎌倉の恵み」が北鎌倉匠の市に復活


タウンニュース


【寄付実績】

◇初回の寄付先と寄付額(合計29,864円)=2013年度
 NPO支援かまくらファンド 10,000円
 鎌倉風致保存会        9,864円
 かながわトラストみどり財団 10,000円

◇第2回寄付先と寄付額(合計61,822円)=2014年度
 NPO支援かまくらファンド 20,000円
 鎌倉風致保存会       21,822円
 かながわトラストみどり財団 20,000円

◇第3回寄付先と寄付額(合計146,460円)=2015年度
 NPO支援かまくらファンド 50,000円
 鎌倉風致保存会       46,460円
 かながわトラストみどり財団 50,000円


 

「北鎌倉の恵み」の購入方法

【サンクトガーレン・工場直送】

◇オンライン http://www.sanktgallenbrewery.com/news/kitakamakura.html

◇電話   046-224-2317


【北鎌倉の恵み取扱店】
*北鎌倉駅周

スリーエフ北鎌倉店(0467-25-5015)

荒井屋(0467-46-2455)
 
小沢商店(0467-22-0096)

スリーエフ鎌倉台店(0467-43-6460)

【北鎌倉の恵みが飲めるお店】
*北鎌倉駅周辺

日本料理「笹の葉」(0467-23-2068)

懐石料理「かまくら口悦」(0467-25-6015)

郷土料理「蔵屋」(0467-24-9534)

和菓子「花鈴」(0467-24-9737)

お食事処「橘」(0467-22-0793)

*鶴岡八幡宮前
そばや繁茂(0467-24-0686 )



【ご挨拶】


サンクトガーレン社長 岩本 伸久

 この度サンクトガーレン有限会社では、横浜ビール様より引き継いで、新「北鎌倉の恵み」を製造させて頂くことになりました。
昨年末に北鎌倉湧水ネットワーク様よりお話を頂き、「地ビールによる地域活性化」というプロジェクトの理念に深く共感致しました。と同時に、この北鎌倉の水が日本では珍しい硬水という点に大変興味を持ちました。

 一般に、硬水で仕込んだビールは比較的重厚な味わい深いものになり、軟水で仕込んだビールはすっきりした味わいになります。
私たちの造る伝統的なエールビールは、現代の日本で主流のすっきり喉越しを楽しむラガービールとは対極の、香りも味も複雑な“味わう”ビールです。そのため、通常のビール仕込みの際には軟水を硬くするために水質を人工的にコントロールしますが、この水はほとんど水質をいじることなく仕込みに使うことが出来ました。

 まさに“北鎌倉の恵み”に支えられてこその味わいになったと自負しております。
このビールを通して北鎌倉地域の更なる発展に寄与できればと思っております。今後ともご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。



北鎌倉湧水ネットワーク代表 野口 稔

 六国見山湧水仕込み地ビール「北鎌倉の恵み」が、日本最老舗地ビール会社のサンクトガーレンと、北鎌倉の街の自然・景観保全と活性化を願う北鎌倉湧水ネットワークの協働プロジェクトによって復活しました。

 初代「北鎌倉の恵み」は2000年12月、売上の一部をナショナル・トラスト運動や、まちづくり運動に取り組んでいる市民団体に寄付するという目的を持って、横浜ビールと、北鎌倉湧水ネットワークの異例の協働プロジェクトによって誕生しました。
 初代「北鎌倉の恵み」に関係した市民団体への寄付額は、百万円を超えるなど一定の成果を上げ、各方面から注目を集めましたが、横浜ビールの都合により、惜しまれつつ2011年3月に製造・販売を休止しました。

 今回の復活は「引き続き『北鎌倉の恵み』を飲みたい」という「北鎌倉の恵み」ファンの力強い後押しと、北鎌倉湧水ネットワークの考え方にご理解いただいたサンクトガーレンの岩本伸久社長の英断によって実現しました。

 新しい「北鎌倉の恵み」も初代の「北鎌倉の恵み」のコンセプトを継承し、売上の一部をまちづくり運動などに取り組んでいる市民団体に寄付させていただくことになりました。
今回の協働プロジェクトが成功を収めることができよう、皆様のご支援とご協力を切にお願いいたします。


旧北鎌倉の恵み(地ビール)に関する過去記事はこちらからご覧ください








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